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Sapporo Conference for Palliative and Supportive Care in Cancer 2014 がん緩和ケアに関する国際会議 2014.7.11 fri - 12 sat 主催/医療法人 東札幌病院

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大会長・副大会長からのご挨拶

第2回緩和ケアに関する国際会議に出席された皆様へ

 第2回がん緩和ケアに関する国際会議は、12ヶ国から750人の方々にご参加いただき盛会のうちに閉会することができました。これも皆様の御協力と御支援の賜物と存じております。心より感謝申し上げます。
 会の終了後、参加された方々より、palliative oncologyに関する多くの学びができてよかったとのお言葉を数多くいただきました。また演者の方々からも、これほどよく組織された素晴らしい会議は見たことがないとのお言葉をいただいております。多くの方々の学びにお役に立つことが出来て、主催側としてこれほど嬉しいことはございません。この場を借りて御礼申し上げます。
 私たちはこの会を通じ、世界の第一線で活躍する臨床医、研究者から多くのことを学びました。貴重な経験です。そこで皆様にお願いがあります。この会で得られた成果を持ち帰り、さらに深く学ぶとともに広めていただきたいのです。それがアジア地域、そして世界全体におけるpalliative oncologyのさらなる浸透につながるものと信じております。また、今回学んだことから、新しい研究のアイデアが生まれた方もいるかとも思います。その研究を世界に発信してください。この会を通じ、臨床および研究の発展が将来的に患者さんや家族の幸福につながれば、これ以上の喜びはございません。
 次回大会は照井大会長のもと、さらに充実した会にするために、議論を重ねてゆきたいと考えています。日程や内容などが決まり次第、順次ホームページに掲載いたしますので、フォローをお願いします。
 末筆ながら、皆様のご健勝とご発展とを心よりお祈り申し上げます。
 では、また札幌でお会いしましょう。

2017年6月25日
大西秀樹
第2回緩和ケアに関する国際会議 大会長

 このたび第2回Sapporo Conference for Palliative and Supportive Care in Cancer (SCPSC)のchairを務めることになりました。重要な会議のchairとして身が引き締まる思いであります。
 近年の腫瘍学における進歩は目覚ましいものがあります。手術、薬物療法、放射線療法の進歩は生命予後の延長、およびQOLの向上をもたらしています。緩和医療学、精神腫瘍学の発展は苦痛の軽減に大きく貢献しました。しかしながら、これらの領域が有機的に結合して患者さん、ご家族の幸せに貢献しているかというと十分ではないのが現状だと思います。私たち医療従事者は、もてる英知のすべてを傾けて患者さんと家族がより良い人生を送ることができるように支援する使命があります。今後はこれらの領域を統合して展開する必要があります。これらを統合するmultidisciplinaryなアプローチとしてpalliative oncologyが必要になっています。
 SCPSCはこの実現のために生まれました。第1回のカンファレンスはpalliative oncologyの発展を心から願ってやまない石谷邦彦先生をchairとして行われました。そこでの発表、討議はpalliative oncologyの発展に大きく寄与していますが、さらなる発展を目指して第2回のSCPSCを開催することになりました。
 学会には世界の第一線で活躍する医療者をお招きし、最新の知見に関するレクチャーおよび活発な意見交換を行います。専門家のためのセミナーも計画しています。現在、その実現に向けたプログラムを検討しております。
 多くの国で、がんは多くの人が罹患し、死亡原因の上位を占めています。また、依然として多くの未解決な課題が山積しています。SCPSCで世界の医療従事者が学びを深め、真剣な討議をすることで、患者さん、家族がより充実した人生を送ることができる礎が作られると考えています。その実現には一人一人の力が欠かせません。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

埼玉医科大学国際医療センター
精神腫瘍科
大西秀樹
平成27年10月16日

 このたび、第2回SCPSCでのco-chair の大役をひきうけさせていただきました。chair の大西秀樹先生を助け、会議を成功に導くよう力をつくしたいと思います。本会議は、東札幌病院 石谷邦彦理事長が、2014年に緩和医療に対する非常なる情熱をもって第1回を開催されました。22カ国700人の参加があり大変好評で、第2回目開催要請が相次ぎこの運びとなりました。皆様の期待が大きい本会議を企画しなければならない私にはおおきなプレッシャーとなっていますが、興味高く有益な内容になるよう身をひきしめて準備に取りかかっているところです。

 最近、“早期からの緩和ケア”、あるいは“診断時からの緩和ケア”が必要と言われるようになっていますが、臨床の現場では多少の混乱があるのではないでしょうか。なぜなら、腫瘍内科医は薬物療法が専門であり緩和ケアまで手がまわらない、緩和ケア医はend of life careが専門でありoncologyには興味がない、また本邦での抗がん剤治療の主な担い手である外科医にとってはmedical oncology や palliative care はどうしても疎くなってしまう。こういった状況ですから、現場では“早期からの緩和ケア”とはいつ、どこで、だれが、何を、どのようにすればよいのか暗中模索しているところと思われます。これらの答えのひとつとして、欧米では、palliative oncologyという考えが起こっており、medical oncologyにもpalliative careにも通じた医師たちが活躍しはじめています。
 今回の会議では、この事に焦点をあてて、“早期からの緩和ケア”をいかに質高く実践していくかをテーマに企画したいと考えています。皆様の期待に応えることができるよう、明日からの臨床現場で役に立つあるいは次の研究のヒントになるようなセッションを組みたいと思います。
 2017年の夏、札幌で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

埼玉医大国際医療センター
緩和医療科
高橋孝郎
平成27年10月16日