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Sapporo Conference for Palliative and Supportive Care in Cancer 2014 がん緩和ケアに関する国際会議 2014.7.11 fri - 12 sat 主催/医療法人 東札幌病院

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大会長・副大会長からのご挨拶

Sapporo Conference for Palliative and Supportive Care in Cancer (SCPSC)は当初、1983年に開院した東札幌病院の創設30周年の記念講演会として石谷理事長が企画しました。当院の海外交流は1990年のカルバリー病院研修のころから始まり、1993年のハワイカンファランスを経て30年間も続いています。この講演会はお世話になってきた海外の緩和医療のエキスパートの先生方を札幌にお招きして、日本さらにアジアの医療者にその講演を聞いてほしいという願いからはじまりました。1st SCPSCのプログラムは石谷理事長とニューヨークのお二人、MJHS Hospice and Palliative Care (当時、Beth Israel Medical Center)のDr PortenoyとMemorial Sloan-Kettering Cancer CenterのDr Breitbartのアイディアにより、単なる記念講演会ではなく、世界の一流の緩和ケア研究者のサッミットになりました。2014年の1st SCPSCは海外から17人の演者を迎え20か国から約800人の参加により開催されました。この内容は高い評価を受け、2nd SCPSCの開催を期待する声が多く寄せられました。その要請に応え2017年6月に2nd SCPSCが開催され、2014年と同様に素晴らしいカンファランスとなりました。

2020年8月に開催します3rd SCPSCのプログラムをホームページに公開しましたが、その概略を説明します。
1日目は主にPalliative Oncologyについてのプログラムとしました。
 午前中のシンポジウムのテーマは「オピオイドとがんの痛み:進化するその科学と実践」です。オピオイドは、その処方量が多い国、地域では一般的に疼痛管理が進んでいると理解されていますが、一方、オピオイドの乱用や薬物依存により批判的に取り上げられることもあり残念なことです。それでもなお、オピオイドは緩和ケアの薬物療法の象徴であり、それが正しく理解され、投与されることで、今後もがんの疼痛管理の中心的役割を担います。このシンポジウムではオピオイドとがんの痛みの科学的な理論と実践の進歩が報告されます。
 ランチョンセミナーではDr Kaasaにマザー・メアリ・エイケンヘッドから現在にいたるまでの緩和ケアを振り返り、OncologyとPalliative Careの統合へ至る歴史と未来への方向性を語っていただきます。
 午後のプレナリーセッションではOncologyとPalliative Careの統合の現状と今後についての4題をプログラムしました。

2日目はサイコンコロジー、特にスピリチュアリティと実存的苦痛についてプログラムしました。
 前回の2nd SCPSC 2017でのDr BreitbartのMeaning Centered Psycho-therapy (MCP)の講演とワークショップは多くの参加者にインパクトを与えました。その際 spiritual suffering もexistential sufferingもMCPの対象となると述べられました。そこでSCPSCとしてspiritual suffering やexistential sufferingのuniversalな概念を提唱できないかと期待しています。  午前中のSpiritualityのシンポジウムでは、その科学と実践が論じられることになっています。
  ランチョンセミナーはDr Bresciaにこの領域の基本となる哲学と宗教についての解説を依頼しました。
 午後のplenary sessionではexistential sufferingの基礎と臨床について解説されることになります。

このように、3rd SCPSC 2020も充実したプログラムを用意することができました。2019年9月には一般演題の受付を開始します。2020年8月に札幌でお会いできることを楽しみにしております。

2019年8月27日

東札幌病院 院長
照井 健
第3回がん緩和ケアに関する国際会議 大会長

この度、第3回SCPSCで副会長を拝命しました。会長の照井健先生のもと、本会議が成功するよう努めさせていただきます。本会議は東札幌病院の石谷邦彦先生が主導され、札幌で2014年に第1回、2017年に2回目が共に大盛況のうちに開催され、以降3年に1回開催することになりました。本会議のキーワードはPalliative Oncologyであると理解しています。私自身は卒業後9年間を外科医、その後9年間を基礎研究者として過ごし、再度臨床に転向してからは、がん薬物療法そして現在は緩和ケアと職場も転々と変わっていますが、一貫している(つもり)のは、Oncologyという切り口だと考えています。現在、私の勤務する病院にも緩和ケア病棟がありますが、昨今の薬物療法(分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬)などの急速な進歩によって、がん診療における治療期といわゆるBSCの時期の区別がますます混沌としているという印象です。最近では非がん疾患の緩和ケアの重要性も謳われていますが、本会議が、あえてがんに特化したPalliative Oncologyを考える最良の機会となることを心から願っています。2020年に皆様とお会いできることを楽しみにしております。

2018年10月5日

東京医科歯科大学大学院・臨床腫瘍学分野
東京医科歯科大学医学部附属病院・腫瘍センター/緩和ケア科
三宅 智
第3回がん緩和ケアに関する国際会議 副大会長

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