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Sapporo Conference for Palliative and Supportive Care in Cancer 2014 がん緩和ケアに関する国際会議 2014.7.11 fri - 12 sat 主催/医療法人 東札幌病院

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大会長・副大会長からのご挨拶

今回のがん緩和ケアに関する国際会議はCOVID-19 pandemic、ロシアのウクライナへの軍事侵攻のために第3回と第4回の合同学術集会になりました。始めの2日間は私が担当した第3回のプログラムを基本としています。また3日目は第4回大会長の三宅智先生の意図を汲んだプログラムが企画されています。そして私達2人の新たな主張も加わり充実した国際会議のプログラムとなりました。ここで始めの2日間の簡単な紹介をいたします。両日ともそれぞれ一つの物語となっています。

1日目、palliative oncologyの領域
シンポジウム「オピオイドとがんの痛み:進化するその科学と実践」
最近のオピオイドの基礎的研究の進歩には目覚しいものがあります。その基礎的研究の成果を理解し臨床の実践に応用する事で、がんの疼痛管理のさらなる効果が期待されます。そしてオピオイドは他の症状のメカニズムに深く関与すると言われています。本シンポジウムではオピオイドの最新の科学と実践が議論されます。演者の編成はDr. Russell Portenoyにお願いしました。
ランチョンセミナー がん緩和ケアの先達、Prof. Stein Kaasaの「オンコロジ−と緩和ケアの統合、その歴史と未来への方向性」です。Clayton M. Christensenの持続的・破壊的イノベーションを想起させます。
プレナリーセッション「臨床腫瘍学と緩和ケアの統合、最近の進歩」
この分野もそれぞれに新しい研究が展開されています。それらの第一人者の講演が用意されました。

2日目、Psycho-oncologyあるいは人文科学の領域
シンポジウム「なぜ緩和ケアにスピリチュアル・ケアを組み込む事が必要なのか」
スピリチュアル・ケアの重要性が謳われる中、特別に宗教を信仰しない非宗教者もそれを理解したいという希望があります。スピリチユアリティの本質的な議論が期待されます。
ランチョンセミナーはProf. Sheldon Solomonが「医療、そして生と死における緩和ケア:その実存的意義」を論じられます。
プレナリーセッション「実存的苦痛の要因とその緩和ケアへの影響」
実存的苦痛とスピチュアルな苦痛との異同が問題となっています。この視点が公で議論されるのは初めてのことです。またサイコオンコロジーの立場から実存的苦痛の本質とそのケアのあり方が解説されると思います。

その他第4回の三宅智大会長との話し合いで以下のプログラムも企画されました。
1日目の夕方にEuropean Association for Palliative Careの元会長、看護師である Prof. Philip Larkin、2日目の夕方に緩和ケアの医療政策研究の若手の専門家Dr. Joseph Clarkのイブニングセミナーが企画されています。

第3回第4回SCPSC合同学術集会に参加されます皆様が、世界の最先端のpalliative oncology、psycho-oncologyに触れると共に、札幌での新しい出会いが有意義でありますよう祈念いたします。

照井 健
第3回がん緩和ケアに関する国際会議 大会長
医療法人 東札幌病院
2022年11月24日

がん緩和ケアに関する国際会議(SCPSC)からがん緩和ケアに関する国際研究学会(IRS-SCPSC)に名称を変更した本学会の開催も今回で3度目になります。今回から、アジア地域を中心とした国際研究学会として組織改変が行われ、今後もPalliative OncologyとPsycho-oncologyを軸として活発な活動が期待されます。
昨今のがん診療の進歩によって、がんの治療を継続しながら生活する(仕事を続けないと治療が継続できない人も含めて)患者さんが増えています。がんによる症状、がん治療に伴う有害事象、心理社会的な問題、家族を含む対人関係、社会的なシステムなど、これからのがん診療・研究には、医学・生物学のみならず工学や人文科学との協働がこれまで以上に必要になることは間違いありません。
本来であれば、2020年に第3回、2023年に第4回の開催予定でしたが、COVID-19 pandemic、ロシアのウクライナ侵攻のため、第3回、4回の合同開催となり、さらに日程変更も重なり、ようやく2023年4月の開催の運びとなりました。
私は、第4回の大会長として、3日目のプログラムを担当させていただきます。午前中は、Dr. David Huiに座長を担当いただき、Technology-enabled palliative careをテーマにプレナリーセッションを企画しました。私達もCOVID-19 pandemic下での遠隔診療やタブレットを用いた面会などを経験しましたが、本セッションは、テクノロジーを用いた医療の可能性、それによって生じる倫理的な問題などの内容となっています。ランチョンセミナーでは、BMJ Supportive and Palliative Care, Editor-in-chiefのProf. Declan Walshの講演“Supportive oncology: a novel department in a major US cancer institute”を予定しています。午後は、Dr. Harvey ChochinovとDr. Friedrich Stiefelに座長、副座長を担当いただき、安楽死、自殺幇助をテーマにシンポジウムを企画しました。日本では、正面切って議論する機会が少ないテーマですが、諸外国での現状も含めて、幅広い議論が出来ることを期待しています。
今回のSCPSCでは、会期が3日間に延長され、とても密度の濃い内容となっています。第3回の照井健とともに、本学会が、COVID-19 pandemic後の緩和腫瘍学、精神腫瘍学としての診療・研究について一緒に考える機会となることを祈念しています。

三宅 智
第4回がん緩和ケアに関する国際会議 大会長
総合病院土浦協同病院 / 東京医科歯科大学大学院
2022年11月24日

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